「箱舟」というと,みんなで箱に入って…というイメージだけど,
箱は箱でも「列車」。車両階級にみたてて格差社会が描かれる。
素直にまず,すごいアイディアだなと。
そういう意味では面白い映画だった。
だた「うまくできた話」ではなかったなと…
監督が訴えていること,描きたい世界はなんとなく理解できる。
でももう一歩…いろいろ謎が多いまま終わってしまって,拾い切れていないいろんな伏線があったような…(とくに「エンジン」についてはスッキリしなかったなあ)
なんだか映画会社との交渉で描けないシーンがあったとかなかったとか。
いろいろ制約があったのかもしれない。
オクジャに期待。