ポン・ジュノ監督作品。
娯楽作として見るにはあまりに飲み込みづらい… 哲学的…
地球温暖化が進んだ世界。
対策のために、世界の温度を下げるという画期的な薬?を発見。世界中に撒く。
すると世界はあっという間に氷に包まれ、人類の大半が死んでしまう。
だが、技術の進んだ電車があり、そこに乗った人は無事生き残ることができた。
だが、その電車の中では身分の違いで境遇に格差ができていたのだった…
最底辺の車両に住んでいる主人公は革命を起こす。
ギョッとするような強烈なシーンが多く、世界観に割とドン引きする笑
いわゆる「普通の映画」に慣れた人ほどこの映画には新鮮さを感じると思う。
車両ごとに独特の個性を放つ世界が広がっていて面白い。
どうなるんだ? どうなるんだ? という興味で最後まで見られる。
終盤の展開は割とマトリックスを想起させるような、世界の仕組みの話になっていて、深い。
最後に呈示されるのは希望か、それとも…
もっとスコアが高くても良い映画だと思う。
って言って俺もさほど高くつけてないんだけど…笑
作りは一級品なんだけどなー