めちゃめちゃ大雑把な設定やけど、なんか乗せられて観ちゃったな。
異常気象によって凍りついた世界。氷河期を乗り切るために、生き残った人を列車に詰め込んで大陸をグルグルグルグル回り続けるっていう。絶対他にマシな方法あったやろって。
鉄オタが世界の覇権を握ったらこんなことになるんやな。気をつけな。
設定もクレイジーやし、演出もところどころクレイジー。
斧とか工具でボコボコに殺しあってるタイミングで、新年迎えたからって急にハッピーニューイヤー祝い出すシーンとかマジでクレイジーやった。ちょいちょいボケてくるポン・ジュノ監督。
これ列車の造り的に、子どもは毎日サウナ通り抜けて学校かよってんのかな?服、汗でグショグショのまま授業受けるの嫌やねんけど。
サウナ通らな寿司屋行かれへん不親切設計の列車とか傍目にはおもろいけど。実際に住むってなったら設計したヤツ百叩きにしたくなるやろな。
全体的に人をイラつかせたり不快にさせたり、不安や緊張を煽るの上手い映画やな、って思いました。