ISAMooN

セッションズのISAMooNのレビュー・感想・評価

セッションズ(2012年製作の映画)
5.0
首から下が動かない障害を持ったマーク・オブライエンの記事を元に制作された映画。

性の問題を中心に恋と身体の関係、そして愛とは何かを深く問うた作品。
涙が出てくるシーンがいくつもある。

性的な欲求は生理現象だから自然なこと。
それは身体に障害を持った人も同じである。
性の問題がもっとオープンに語られても良いのではと思っている。

私自身、病気に罹患してから17年1度もセックスをしていない。
したくても出来る環境に無い。
愛を感じるには、やはりセックスは必要だし重要だと思う。

ヘレン・ハントの見た目だけではない美しさと演技は、この映画が愛を語る上で重要な位置づけ。
ラストの2人の女性の仕草に、結婚という制度と愛についての乖離のようなものを感じる。

総じて大好きな映画である。

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