2014年6月25日
人間のドロドロした感情はいっさい出てこない優しい映画。セックスをフラットに普遍的なものとして映し出していたのが清々しかった
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実在の人物の話だったので…
何となく「僕」という一人称で感想を書きたくなるような作品だった。
「ぐぬぬっ」と奥歯を噛み締め、「えへへっ」とやり場のない照れ笑いを浮かべて、アホみたいな顔して意味なく空を仰ぎ、深い溜息なんか…
このレビューはネタバレを含みます
幼少期から、急性灰白髄炎で首から下が動かせず、自力では呼吸もままならないため、人生のほとんどを鉄製の大きな箱(人工呼吸器)の中で過ごしていたマーク・オブライエン。ジャーナリスト兼詩人であったオブライ…
>>続きを読む私は詩心というものが一ミリもないのだが、ラストの詩がものすごい勢いで良いです。
感じたこと。
体なんてただの持ち物なのだから、障害があっても首から下が動かなくてもモテる男はモテるのだ。恋愛感情てなく…