もーなんか、言葉にできない映画だった。
こんなに第一印象と見た後の印象がかけ離れちゃう映画、初めて見たわ。
多分「ビッグ・リボウスキ」の似てる映画括りで出てきたと思うんだけど、指ちぎれる映画を「似てる」と判断してんのか?Filmarksは
…まぁ確かにジャンル的にも、人生ままならねぇ系コメディなので近いけども…あれか
この系統のやつがなぜか指ちぎれる率高いだけですかね。なぜなんですかね
ひとつひとつのできごと全部に私たち、答えが欲しいけど、理由には意味がなくて、善悪にも正解がなくて、読み取りたいメッセージはすべて、見てる自分の願望だというのがわかってしまう。
「いい奴はきっと報われるんだ」とか、「この死にはこんな意味があった」とか、言いたくなるけど全部、願望。
言ったら負けです
実際は、過去から今までのみんなの選択が積もり積もっているだけ。そしてこれからも、全員せっせと選択をしてくだけ。
…っていう、全員のことがわかって尚且つ、人生の法則や教訓はこれまでにはないよ、っていう。スイス行こうぜ。スイスによ。
ゴメンなー、最初。
わかった気になっててゴメン。
「あ、頭のおかしい映画だ」と開始5分思ってしまいました。
死体処理の映画、キライなんだよな…
バカで変態が丸わかりの小細工して…
ハイハイハイハイ
…という、ちろっと見て判断しちゃった先入観が、まさかここまで変わると思いませんでした。
96分しかないのに、全員めっちゃいい。全員の部屋を見せてくれる最後のカット。よくぞこの尺で、ここまで。
途中までしか読んでないけど、「王様ランキング」を思い出しました。
インテリっぽい風体のドルフラングレンの口から、「脳内筋肉」とかいう言葉が出るのもよかったです。
でもホラ、冷静になってスコア見たらこれだしさぁ~~人を選ぶ映画かもです