つばさ

言の葉の庭のつばさのレビュー・感想・評価

言の葉の庭(2013年製作の映画)
3.7
「秒速5センチメートル」などと同監督の新海誠の作品。

単純明快なストーリーだけど、そこが非常に分かりやすく見入ってしまった。さらに、そのストーリーが俺の大好物‼︎

15歳の高校生タカオは靴職人を目指し、雨の朝は学校には行かず、とある庭園で靴のアイディアを練る。いつも座る屋根のベンチの下には、片手にビールを持ち、チョコレートを食べる27歳の女性ユキノがいた。

そして、ユキノはこう言った。
「また会えるかもね。雨が降ったら。」

キーワードは「雨」
雨になれば、そこにはあなたがいる。雨の朝は嬉しい。梅雨入りは嬉しい。梅雨明けは……。

タカオは素性も知らないユキノに好意を寄せていくが………。

雨は頗る嫌いですが、この作品で雨の音って素敵だなと思った。
心の悩み、葛藤で汚く染まった色を鎮静してくれ、その色は徐々に薄まっていく。


46分でこの完成度は良かった。
そして、一番良かったのは映像美です。冒頭の数分で魅了され、現実よりも現実らしい世界観。
この美しさだけでも一見の価値ありですね。

さらに、声優も良し。
主人公にはあの花のじんたん、アイシールド21のセナ、千と千尋の神隠しのハクを務めた入野自由。
純粋で真っ直ぐさが出てた。

ヒロイン役の花澤香菜の声も最高でした。

そして、エンディング曲には秦基博の「Rain」が抜群に良くて、感動をさらに促す。

予告が非常に好きなので、ぜひ見てください。