雨の日、授業をサボり庭園に向かったタカオ。そこでチョコをつまみにビールを飲む女性と出会う。
秋月 孝雄(入野自由 、関根航)高校1年。家事もバイトもこなし家庭で苦労しているので落ち着き大人びている。靴職人を目指す。
雪野 百香里(花澤香菜)ある事により心と体を壊した27歳。
他キャラ→タカオの兄、母、タカオの兄の彼女、タカオのクラスメイト、上級生、教師他。
「あなたに救われてたの」
3度目の鑑賞。「君の名は。」でも少し登場する雪野がヒロイン。女性としての体のラインも声もとても魅力的で女の私が見ていてもドキッとする。高校生から見たら27歳をおばさん扱いな部分があるが、そんな小娘より何倍も魅力的に感じたのは私だけではないはず。タカオと並ぶと2人のスラっとしたスタイルが絵になる。
46分と短いが見応えあり。実写なんじゃないかと思う程美しい映像が多く、とても引き込まれる。
お弁当、本、母親の靴、庭園の改札、オムライス、コーヒー、ロクシタン?ハンドクリームも印象的。
いくら大人ぶっても若さゆえの抑えられない感情、逆に大人になると抑えてしまう部分もあるけど気持ち崩壊で想いのぶつけ合いからのエンディングが最高に良い。3度目の鑑賞にして歳のせいか?感情が伝わってくるようでウルッときてしまいました。
実際ある新宿御苑のベンチがモデルらしい。エンディング後も少しオマケあり。
「雷神(なるかみ)の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」 →雨が降ったら君はここにとどまってくれるだろうか。
「雷神(なるかみ)の 少し響みて 降らずとも 我は留らむ 妹し留めば」→雨なんか降らなくてもここにいるよ。
「どうせ人間なんてみんなどっかちょっとづつおかしいんだから」
エンディング→大江千里カバー曲「Rain」秦基博。