言の葉の庭のネタバレレビュー・内容・結末

言の葉の庭2013年製作の映画)

上映日:2013年05月31日

製作国:

上映時間:46分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「言の葉の庭」に投稿されたネタバレ・内容・結末

短くて見やすい‼︎
年の差恋愛の難しいところ
まさかの自分の学校の先生笑笑
結構びっくりした
日本語って美しいなあと ひたすらに感じる映画でした…
落として割れたファンデーションを見て顔を覆う、自分にも同じようなどうしようもないやるせない日があることがつらくなった。

椅子と机を掻き分けながら先輩たちの元へ進む描写が現実味を帯びていた。
先生と呼んだ時に2人の間に境界線が引かれてしまった気がした。
学生の頃を思い出した。

新海誠の作品を最新作から遡るように見始めて3本目、この人の性癖が少しずつわかって来たような気がした。
言の葉の庭、この作品は今の私には先生サイドが刺さるけれど、よりタカオの気持ちに寄り添えたはずの学生の時にも見てみたかったなぁ。

子供の頃、自分を子供とは思っていなかった。かといって大人だと思っていたわけではないけれど、大人になってまだ自分を大人だと思えていないのに、実際自分はもうこの先生の気持ちのわかる大人になってしまっていた。
自分でもどうしようもなくて、ベッドの中で泣きながら学校に、会社に行けなかった日のことを考えたり、これから先絶対にまたそういう日があるのだろうなと思った。

監督がインタビューの中でゆきの先生のことを女の子と呼ぶのが印象的だった。まだ上手に歩けない先生を呼ぶに相応しい気がした。
安易にくっつかないところが新海誠
無駄のないシンプルでわかりやすい芸術映画


言の葉の庭のテーマを基にレビューしていきます。


テーマ【大人とは】
大人ってなに?子供ってなに?境界線とかあるの?っていうのを感じられる映画です。


なぜ「大人とは」がテーマなのか。
基本的にはストーリーがテーマを表現しています。

秋月は早く大人になりたい
雪乃は道に迷い大人であることに疲れている

対極に位置する2人が惹かれ合う姿を描いています。いわば「大人」と「子供」の恋愛映画です。

秋月は大人である雪乃の神秘的な部分に惹かれています。一方で雪乃はもがきながらも前に進もうとしてる秋月に救われています。→大人も子供に救われている。

秋月と雪乃は同じ学校で生徒と教師の関係だった。→この関係は子供と大人の対比に一層強みを持たせています。


しかしながら秋月はアルバイトをしてお金を稼ぎ靴を作るための努力をして自立しています。→本当に子供なのか?

雪乃は教師として働いている学校で生徒によるいじめを受けて、精神的に参ってしまい道に迷っている状態→本当に大人なのか?


この映画では2人の関係が肩書とは逆の関係のようにもなっておりそのことが大人と子供という境界線を崩そうとしてます。


さらに秋月が雪乃に告白した時、雪乃は私は先生だと秋月を子供扱いしてしまう。
そのことに秋月は怒り、嫌いだという。雪乃は自分の発言を反省して、秋月に「あなたに救われていた」→2人は対等な肩書は違えど対等な関係であったことで惹かれあっていた。そこに大人も子供もない。


以上のことから
【大人とか子供とかそこに対して差は無くて、あるとすればそれは物理的なもの】

そんなことをこの映画は伝えたいのだなと感じました。

ストーリーと設定によってテーマを描いていた映画でした。短編映画でありながらなのか短編映画だからこそできた無駄のない表現でした。
雨の日は学校をサボって近くの公園に繰り出す、靴職人を目指す男子学生と、同じく雨の日に現れ昼間からビールを飲む女性。
次第に会話を重ねていき、2人にとって雨の日は現実から逃れられる特別な日となっていった。
梅雨が明け、公園へ足を運ぶ理由がなくなりしばらく経った頃、
男子学生の通う学校で、その女性とすれ違う。古典の教師だったのだ。
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作品の8割が雨のシーン。
しとしとと降る雨は、晴天の日の、一見晴れやかな現実から逃れられる唯一の口実。
2人が会っていた場所は、雨のヴェールに包まれ優しく守られている。

年齢は離れているものの、
2人とも自分で歩ける練習をしに、その場所にきていたのだ。

新開誠さんの描く風景は、優しく繊細で美しい。
2時間映画だと思って見たからびっくり

先生にフラれた直後に強く言っちゃうシーン、
結果的には良かったんだけど、なんでガキだと思われそうなことわざわざしちゃうの?って思ってしまった…

映像はすごく綺麗
新海さんの世界が美しすぎてびっくりした。

新宿御苑が待ち合わせ場所なのだが、あれは中央線だなぁとかあのタワーはコクーンなんとかだなぁ
とか。そういう。東京のことが少しわかるようになると知っている土地をみるようで楽しいなど。

あと、相変わらず画面が美しすぎた。執拗なまでに写実的で、雨が降る東京の町は暗くて、
新宿御苑に振る雨はきれいだった。夏の話なのに雨を待っているっていう描写が何とも素敵だったなぁ。
雪野先生きれいだし好きになるわ…足もきれいだしなぁ。

一つだけ残念だったのは最後に男の子が作った靴がダサかったことくらい。おま、そこダサかったらだいぶ台無しだろうがと思って笑えた。

でもでもラストの先生なんて嫌いですっていって急に手のひら返すところとか高1感満載で素晴らしかったです。
今が一番幸せとかいっておきながら!こいつ!若い!!て思って。あんな落ち着いた感じファンタジーだよね…
すごくいい映画だった。大画面でも観たかったなぁ
美麗
花澤香菜
しっとり
直感印象 3.0
演出 4.8
ストーリー 2.5
関心(のめり込み) 2.5
予測不能 2.5

音にとてもこだわっている映画だと感じた。
実写とわからないぐらい絵も繊細。

ただ私の中では同じ学校の先生、という
設定はちょっとやめてほしかった。

親や学校の先生以外に関わることのない
別の世界の大人との新鮮な関係にして欲しかった。
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