Moeka

小さな悪の華のMoekaのレビュー・感想・評価

小さな悪の華(1970年製作の映画)
3.7
雑に言うと厨二映画なのだが、オルガンの音とゴシック調のディティールと淫靡で神聖な雰囲気とあのラストシーンが好きすぎて何度も観てしまう。純粋な悪を楽しむ少女達は悪魔に取り憑かれてるとしか言えないのだが、それでも翻弄される男達の姿も描かれていて面白い。確かに大人にも少年にもないこの危うさは少女の時期で終わってしまうから、他の手から自分達を守ったあの結末は美しいのだ、、、天国でも地獄でもいい、新しき探求を求めて。
Moeka

Moeka