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小さな悪の華のhzkのレビュー・感想・評価

小さな悪の華(1970年製作の映画)
3.8
興味本位ですぐこういうの観ちゃう。
50年前はコレが許されてたのか…と引いてしまうシーンだらけ。なのに観ちゃう。
こりゃー上映禁止になるしこのままの描写のリメイクは無理だな。
15才の女の子が襲われるシーンとかボディダブル無しだよね?キッツ!!インコのとこも人形であってほしい…インコ…
寄宿学校に通う悪魔に魂売った少女2人の、悪行三昧なのに妙に爽やかで可愛い感じの映像で、カルト人気も頷ける作品になっております。中学生の時に観てしまってたら影響されたかも。いや、どうかな。
女の子同士の友情って微笑ましさと狂気の紙一重だなぁと、いつも思う。そして恋とも紙一重。恋というよりは疑似恋愛なんだけど、おふさげの延長で手繋いだりチューしてみたりしちゃう感じ。私も子供の頃に女の子とふざけてチューしたりしてたなぁ。男同士ではなかなかこうはならない気がする。結束感が違う。私たちいつも一緒だよね!絶対離れないよね!ズッ友だよね!感。
一緒にすることが増えるだけ結束感が強まって、裏切りは許されない雰囲気になって依存し合う。退屈と好奇心と残酷さと行動力が合わさると無敵だね。15才って年齢はそれに一番相応しいかもしれない。
こんな子供たち、いつの時代もそのへんにゴロゴロ潜んでると思うと怖ぇなぁ。
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