マンメンミ

ドリーマーズのマンメンミのネタバレレビュー・内容・結末

ドリーマーズ(2003年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

鏡の使い方、特に三面鏡が印象的でした。
作品の半分程は服を着ていなくてビックリしますが、不思議といやらしさはあまり感じません。
それが普通という3人の意識がこちら側まで伝播しました。
ストーリーはあまり重要ではなく、3人の関係性や考えを感じる作品でした。
ベトナム戦争の開始、ヒッピー文化時代、
部屋の中は時間が止まっているのに、外では時代が進もうとしていて抗えない。
映画オタクの3人は部屋の中では意気投合し、奇妙な連帯感を持って特別な繋がりを築いていきますが、外の世界に出た時に考えの違いが分かってしまった。それも決定的な。
デモ隊が投げた物が部屋に入ってきたときの「街が部屋へ」というセリフが印象的でした。
マンメンミ

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