オシャレなシーンのオープニングに自称映画通が涙する。官能性春ドラマの鑑賞に周囲を見回してしまう。これは一家団らんでは見れない。
1968年、5月革命前夜のパリでハレンチ3人組がゲスい関係になる。スリリングな関係にヤケドしそうになる。
ベルトリッチ監督の官能爆弾が投下された。絵になる美女1人+イケメン2人による濃密なエロさ。官能的だけどドロドロ・ヌチャヌチャにはしない。これがおフランス流のセンスだ。フランス・ヌーベルバーグへのオマージュを捧げている。
エヴァ・グリーンのオーラ、既にこのデビュー作で完成された妖艶さを巻き散らしている。まさに男殺し。ちょっとした仕草が官能的だ。オッパイも尖っていて完璧だ。ノーブラ・ワンピース姿にっ、こっ、このタレ目のアバズレがーっ!
美しい絵になるシーン、オシャレな空間、センスの光る音楽で夢心地にさせる。
でも、結論は何だかわからない。キレイな美男美女をスッポンポンにしたかっただけなのか。これもおフランス流かっ、バッキャローッ!