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紅いコーリャンのonoのレビュー・感想・評価

紅いコーリャン(1987年製作の映画)
3.5
「紅」の使い方が綺麗で、ラストの月蝕のシーンには胸がざわめいたけど、終始モワ〜ッとした熱気のなかで話が進んでいくのが重々しい。

莫言流のマジック・リアリズムを忠実に映像に落とし込もうとした努力がひしひしと伝わってきたけど、たぶん原作の方が数段面白いんだろうなー。

ちなみに内容はまったく違うけど、「紅」というとどうしてもゴダールの『中国女』を思い浮かべてしまう。同じ「紅」でも、中国人とフランス人とで捉え方って全然違うよなー、と。