「なんか"ストックホルム症候群フェチ"な人って世の中に意外と多いよね」ってことに最近気づいた(?)ので、『禁忌』に続いて"監禁モノ"のド定番で金字塔的な本作を今更ながらウォッチしたら……コメディ度が高くて意外でした!
(アパートの個性派住人たちがとにかく豪華キャスト!)
もはやこの手の世界観を素直に面白がれない時代になっちゃった気もすると言うか……今だったら、被害者の女子高生がもっと現実世界に絶望感を抱いているぐらいの初期設定にしておかなきゃダメだよね……って意味では『性の劇薬』はその辺をサクッとクリアしていて優秀だったなぁ。
"主従関係モノ"でお決まりの倒錯展開と、ある意味で"Sを突き詰めたらドM理論"に則った物語例と言えるでしょう。