小説が結構話題になりましたが、私は原作を読んでから映画を見ると言う事はあまりないので、初めから映画に対するイメージなどもなく、良い意味でまっさらな気持ちで見ることができて、とても良かったと思いました。
ビジュアル的にはもちろんですが、岡田くんがとてもハマり役でかっこよくて、この宮部久蔵という役を本当に魅力的な人物に魅せていたと思います。
俳優さんたちは演技がとても良くて、新井浩文が本当に好きなので見れてよかったです。
春馬くんはただただ美しかった。
染谷くんもとてもよかったです。
フィクションにしてもとても話がよくって、おじいちゃんの正体も本当にびっくりしましたが感動的な話だと思いました。
特攻隊がいいか悪いかとか、美しいか美しくないかとかそういう問題がテーマなのではなくて、実際にそういう時代に生まれて必死に生きて散っていった若者がいたという事実を現代に伝えてくれる貴重な映画だと思います
特攻隊の生き残りの方のドキュメンタリーの番組を見たこともあり、涙なしには見れないリアルなものでしたが、このように物語として映画にしてくれると、さらに強く感情が揺さぶられるものだと思いました
今を生きる日本人として、昔日本はこういう時代があって、若者がお国のために命を捧げたと言う事実があることをみんな知っておくべきだと思います
私は原爆ドームや知覧にも行ったことがありませんが、日本人として生きているうちに1回は訪れたいと思います
