キツネとタユタム

永遠の0のキツネとタユタムのレビュー・感想・評価

永遠の0(2013年製作の映画)
4.1
生き残りたいという思考が少数派で、そんな思いを口にすれば、臆病者の烙印を押される状態であった戦時中の思想統一の流れは怖いものを感じる。今の自分の思想は大きな波に流され作られてしまったものか。一度立ち止まって考えるのもいいかもしれないと思う。山崎貴監督は歴史ものが上手い。

とはいえ、山崎貴監督節と思えば結構楽しんで観れるけど、現代パートで話を聞いてる人たちが泣いてる描写はちょっとくどいかもしれない。こちらは映像を映画体験として観てるから泣くけど、劇中の人たちはいくら自分のおじいちゃんの話とはいえ、話を聞いてる段階で泣くかな?とは思う。
(記録用)
キツネとタユタム

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