このレビューはネタバレを含みます
序盤★3 終盤★2.5 終盤★2
監督が誰なのかも知らず、
タイトルの“リアル”ってのだけ見て観始めたら、
まずタイトル・クレジットで副題の『〜完全なる首長竜の日』
ってのを知り驚いた!
なんや首長竜って?恐竜出てくんの???
ツカミの奇異で不思議な演出はD.リンチ監督やD.クローネンバーグ監督っぽい世界観で期待しましたが、
起承転結で言えば起承転承結っと間延びしてる感じが勿体ない。
まあ脚本家はアレを転だとはしてないのかもですが。。。
近未来設定でショボいCGシーンを観て、“敢えて”してるんだろうな…
っと映画を観慣れているヒトならその雑なCG演出から推察して転の部分は読めると思いますが、
ドンデンが分かっていたところでそこまでのアプローチが面白ければ良い訳で、
本作もそこまではそれなりに楽しめました。
ただそこからはるかちゃんの出番を多く作るためなのか?
終わりまで長くなってダレました。。。
真相を明かしてから畳み掛けるように物語を紡いで欲しかった!
たとえはるかちゃんのシーンが少なくっても!!
エンドロールで監督脚本が黒沢清さんだと知り、
オカルト・ホラー演出も納得しましたよ。
これもいきなりで驚いたぜ!!
SF、ホラー、愛、モンスター(恐竜)アクションっと色んな要素が入っているのはモノづくりとして面白く、
ちょいとおまけして甘めのスコアにしておきます!
2018年26本目