ベルギーのブルージュを舞台とした、殺し屋達の物語。
邦題のカタカナ横文字がDVDメニュータイトルにでかでかと…滅茶苦茶ダサい。
おかげでアクション映画かなと思ったけど、味わい深いシリアスコメディだった。
原題は「ブルージュ」、まんま。それでいいじゃん。
雰囲気ぶち壊しの始まりでしたが、肝心の中身はなかなか。
一見淡々とした退屈な印象、しかし角度を変えて観ると台詞のひとつひとつがいちいち面白い。
笑えるけど、それ以上に虚無感が伝わってくる。
コリン・ファレルってあんまり映画を通じて好感を持ったことがないのだけど、これは良いコリン・ファレルでした。