えりんこ

ベニシアさんの四季の庭のえりんこのレビュー・感想・評価

ベニシアさんの四季の庭(2013年製作の映画)
3.8
*生きてきた道が自分の人生になる*
生き方、哲学の人、自分を持っているって、やっぱり大変だと思う。t9の世界。それでも自分の人生を作っているという自尊心は自信になる。だから最高だと思う。
ベニシアさんの家庭の事情にフォーカスしている。
特別な人ではなくて、コトは起こる普通の人。
自分を生きている人生、自分の城を築きたい人生。
「時々地球をイメージする。
心の声を聞く。
自分の身体に安心、子どもの心に安心。
険しい上り坂。」

アジアの東の「僻地」である日本にわざわざ行って母親が最も嫌った「使用人のような生活」を自らあえて選択した貴族の娘さん、ということを忘れてはならない。
「都会生活に疲れたから、スローライフ〜!」という人ではないのだ。
西洋社会の象徴だった母親にわかりやすい反旗を翻した。
t3貴族へ反抗するt9賢者、仲間を求め流離うt6。t369の三角形が目に見えるような人。やはりt9かもしれない。
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