こりゃ難しいな…と思うが途中からちょっと違うところで楽しめる。
そんなに言われるほど「うーん、いまひとつ…」な作品ではない。
ロケのすごさ、アクション、国連での森山未來さんの演説のシーン、素晴らしい。
ビンセント・ギャロが出てくるところはなぜか笑ってしまう。
そして、阪本順治監督の作品だとこうなってしまう、香取慎吾さんの無意識の色気がすごい。
この「M」目当てで「M」寄りで観ると内容がスッと入ってきて違う感じの観方ができた。
とてつもなく大きなものだけでなくそこには「M」の情がものすごく入っていると感じた。
香取さん、出そうと思っていない色気がもれている。