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わたしはロランスの0821のレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
3.9
「わたしはわたし」な人がたくさん出てきた。主義主張の強い人たち。彼女の髪が赤と黒のミックスでパーマで刈り上げだったり、派手な服でアイシャドウをストライプにしてる奇抜なメイクの女性が普通にいたり、外見も強い。腹が立てば大声で叫んでお皿を割って、泣いて、笑って。生きてるって感じ。
こんな社会の中で、着たい服のひとつも着られず静かにしてるのは相当な窮屈に違いないと想像した。
逆に、こんな社会でもなんでも許容するわけじゃないんだなとも思った。
そして私は濃厚な生き様をただ観てるだけで疲れました。特にフレッド。
その分余計に風景の美しさが身に染みた。
これがドラン監督かすごいね。マミーもそうだったけど、疲れさせておいて少し癒してくれる。
製作総指揮はガス・ヴァン・サントだとか。何をどう指揮したのか興味がわいたけどどうしたらいいんだ。
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