アヤ

わたしはロランスのアヤのネタバレレビュー・内容・結末

わたしはロランス(2012年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

数年ぶりにドラン映画をみた。この映画を23歳だかでつくったっていうからほんとうにドラン怖い。何者…

何年も前からずっとみようみようと思いながら、テーマの重さと3時間という長さにびびり、時間と体力がある時じゃないときっと無理… と思っていたらもうだいぶ経ってしまっていたけど、突然いまならスッとみられるきがする…と思い立ってやっとこさ鑑賞。

付き合っている彼から女として生きていきたいと打ち明けられたカップルの話。LGBT映画!と思って見始めたんだけど、なんかとにかくひたすらに愛の話だった… 男女のラブストーリー、とかとも違くて、人間対人間の愛の話…ってかんじ。ひたすらに美しい愛すぎて涙涙であった… とてもとても良い映画。ラストで追い討ちかけられるようにぎゅっとなった…

ドラン映画を観るのはふたつめなんだけど、mommyはアスペクト比で主人公の心をうまく表してた(?)のに対して、今回は色でふたりの心が表現されていたのかな? 最後の方に気づいたからそのへん意識してもう一回ちゃんと観たい。赤、パステルカラー、そこらへん。
mommyは学生時代に映画館で見て正直よくわかんなくてドラン映画に苦手意識を持ってたんだけど、今見たらすごく心に響いたりするのかも。ドラン映画をもっと観たくなった。

3時間もあってただでさえ長いのに見たあとしばらく余韻に襲われるからほんとに時間に余裕があるときにみるほうがいいと思う…
アヤ

アヤ