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わたしはロランスのSHのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
4.3
色の使い方と目線の演技が印象的な映画だった。

一番は2人でイル・オ・ノワールに訪れたシーン。
2人の気持ちが映像に表わされていて、とてもキレイだった。
逆に島の絵が最初に出てきたシーンでは、島の名前の通り、黒一色という感じの映像だったから、振りが効いていて余計にカラフルに映って見える。

最初から最後まで目線の捉え方が非常にリアルで、いい意味で気分が悪くなる。
批判的な目線はもちろんだけど、一番は母親やフレッドからの目線で批判的なのか同情的なのか、よく分からない視線が辛かった。


最後の方で投げキッスしてきた少年を見て何だかホッとしたような感じがしたなー



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