かわとも

ウォッチメンのかわとものレビュー・感想・評価

ウォッチメン(2009年製作の映画)
3.4
ヒーローものだけど、ヒーローものじゃない。

大人気マーベルとは違う。それがウォッチメン。

ウォッチメンが意味するものは、なんであろう?
ロールシャッハというものがあらわすもの。ヒーローではなく。

正義のありか。正義の正当性。正義の所以。などなど、概念が成り立つ上で、なにを根拠としているのか。それは確かなものなのか。

そして犠牲というもの。犠牲はあるのか、あるべきなのか、必要なものなのか。何かを捨てないと得られないもの、それにはそれだけの価値が本当に存在しているのか。

考えたら考えるだけ、疑問が次々。

などと思ってしまった。ヒーローだけど個人。個人はそれぞれに煩悩に苦しめられる。あるべき論と現実。

だから何度も見たくなるんです。
かわとも

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