ヒーローものだけど、ヒーローものじゃない。
大人気マーベルとは違う。それがウォッチメン。
ウォッチメンが意味するものは、なんであろう?
ロールシャッハというものがあらわすもの。ヒーローではなく。
正義のありか。正義の正当性。正義の所以。などなど、概念が成り立つ上で、なにを根拠としているのか。それは確かなものなのか。
そして犠牲というもの。犠牲はあるのか、あるべきなのか、必要なものなのか。何かを捨てないと得られないもの、それにはそれだけの価値が本当に存在しているのか。
考えたら考えるだけ、疑問が次々。
などと思ってしまった。ヒーローだけど個人。個人はそれぞれに煩悩に苦しめられる。あるべき論と現実。
だから何度も見たくなるんです。