ノッチ

シャーク・ウィークのノッチのレビュー・感想・評価

シャーク・ウィーク(2012年製作の映画)
1.0
何者かに拉致され、何処とも知れない島に放り出された8人の男女。

彼らは罠に掛けられ、恐ろしいサメたちが巣食う地下洞窟へと追い込まれる。

凶暴なサメの群れに襲われながら何とか脱出を試みるが…。

戦慄のサメパニック・シチュエーション・スリラー。

変なオッサンに捕まったと思ったら、サメをけしかけられてバクバクされる映画。

サメのパニックホラーがメインだが、内容的にはモンスターパニックではなく、デスゲーム的内容。

ようするに『ソウ』とサメパニックが混ざったような感じです。

パッケージが『シャーク・ナイト』に似てますが、続編でもなんでもありません。

ただの便乗です。

さて、内容なんですが…。

ええと、ですね。

本当につまらない映画でした。

一体、なんなんだろうっていうくらい、つまらない作品でしたね。

糞です。

冒頭ではちょっとだけ面白そうな印象を受けるのは、アサイラムの得意技だろう。

まず、CGが馬鹿みたいに荒い。

アサイラム社製作なのでCGの稚拙さは仕方が無いとは言え、もうちょっと何とかしてほしいですね。

そして毎回死闘のはずなのに全然怪我してないし、死に方も超あっさり。

というか、画面が暗すぎて誰がどう食べられたのかわからない。

一体なにが起きているのかチンプンカンプン。

そして変なカメラワークだし。

登場するサメは種類が多く、イタチザメやシュモクザメ、ホホジロザメと豊富に準備されてはいるものの、画面が暗すぎてまったく分からない。

色んなサメが出てくるのはいいものの、全然その特性を活かしていないのでは?

展開も、「進む→話す→罠にはまる→ガバ戦闘→進む……」の連続で非常に退屈。

よって、途中で眠っても誰からも文句は言われないくらいに、退屈です。

そもそも手を鎖で繋がれてましたけど足は自由だったから、プール落とされる前に逃げられますよね?

捻りもなければ展開も単調で意外性もなく、かと言ってキャラクターに魅力もなければCGもガバガバですから、一体何を楽しめというのか。

ほんとに観ていることが恥ずかしくなるぐらい酷い映画だった。

これを見るなら『シャーク・ナイト』を観たほうが10倍は得します。
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