ゆず

ピッチ・パーフェクトのゆずのレビュー・感想・評価

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)
4.1
DJ志望のベッカが趣味でやってる<マッシュアップ>という音楽製作の手法は、異なる曲のパートを重ね合わせて一つの曲にするというもの。個性的なメンバーが、一つの素晴らしいハーモニーを生み出すという意味では、劇中のドラマ自体がマッシュアップだと言える。
一方で、アカペラグループ<バーデン・ベラーズ>のリーダー・オーブリーは、伝統と格式に則った画一的な表現に固執していた。そんなオーブリーと異端児ベッカの対立は最初から定められていたことなのかもしれない。というか、周りを見渡せばどうやっても型にはまらないクレイジーな面々ばかり。彼女らを入部させた時点で、ベラーズの変革は決まっていたのかも。

今回改めて1〜3作目まで通して見て、オーブリーが好きかも…///となっております。冒頭では盛大に滝を流していた彼女ですが、そういう最悪の出会いから始まる恋ってあるよね〜。(ベラーズ全員好きだけどな!)
ゆず

ゆず