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殺人蝶を追う女のXXXXXのレビュー・感想・評価

殺人蝶を追う女(1978年製作の映画)
2.7
これぞガチのマジのキ印ホラー!
キム・ギヨン監督のカルト作品です。

川辺に遊びに来た青年。知らない女に毒入りジュースを飲まされ、あやうく無理心中を図らせられそうになる。その後、青年は首吊り自殺しようとするけど、どろろん閻魔くんみたいな変なおじさんがやってきて、自殺を邪魔してくる。青年はどろろん閻魔くんを殺したが、骸骨になって蘇る。
そして、その次は下水道で見つけた女の骸骨が人間として蘇って...という物語。

もう全編ワケが分からないめちゃくちゃっぷりで、韓国の変な演歌が頭にリフレインして、異様な雰囲気です。
これ何の映画だよ...と10回は呟きました。爆笑
女は、人間の肝臓をクレクレタコラなトンデモ女幽霊ですが、青年は問答無用でスケベしちゃいます。笑
青年の家はとにかく汚く、貧乏な青年は辛ラーメンしか食べません。なぜか自動煎餅製造機が家にあって、煎餅が飛んでくる中イチャコラセクースします。爆笑
ワイヤー丸見え人間モスラなど、全編胡散臭いことこの上ありません。

60年代の日本怪奇特撮映画を彷彿させますが、なんとなくブニュエルっぽさもあり、シュールかつヤバめなキ印映画でした。
飛んでいる蝶々に思い切り糸が付いてたり、骸骨が理科室の標本よりチャチかったりと、かなりのトホホ映画です。お世辞にも面白いとは言えません!笑 完走した自分を褒めてあげたい←
世界を席巻する韓国映画にもこんな時代がありました...。
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