麦子さんとの作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

「麦子さんと」に投稿された感想・評価

更田

更田の感想・評価

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嫌いだった親のことを少し理解できたとしても、親が死んでしまった後では出来ることなんてもう後悔することぐらいしかないかもしれないなと観ていて思った。でも生きている間に大切に思い合えることなんて簡単にはできない。特に少し特殊な家庭事情では。それぐらい親子の関係って歪んでいる。親子の微妙な心の変化などが詰め込まれた作品。堀北真希久しぶりに見たけどやっぱりかわいい。
堀北真希がと見せかけて、真のヒロインは余貴美子である。
仮に余貴美子映画祭というのが開催され、さらにお母さん部門というのがあったとしたら『寄生獣』か今作かで争われること必至。
そんな、お母さんヒロイン映画である。
既に何回、観ただろうか?
松田龍平の応援団長をかってに名乗っている私は、出演映画約50作品ほどのうち新作品とその他2、3作品を除いて全て鑑賞しましたし、購入DVD、録画DVDも多数保存しております・・と、云うことで観ました。

「赤いスイトピー♫」


余貴美子の母親が泣かせます。

「ババァ」呼ばわりしていた兄の松田龍平が母親の骨壺の前で背中姿で泣くシーンは胸が熱くなりました。

妹の堀北真希も好い味出してます。

まだ幼い頃に母親に棄てられるけど、亡くなって、母親の故郷を尋ねお骨をお墓に納める為に、母親の青春時代を偲ぶ・・そして母親を始めて知る事が出来る・・明日への希望‼︎

本当の母親を知る・・堀北真希が投げつけて壊した目覚まし時計⏰が泣かせます。

地味な作品だけど、好い映画であると思っています。
kaorin

kaorinの感想・評価

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堀北真希、歌ダメなのかな‥?ことごとく歌う直前でカットされるから、なんか拍子抜けする。

あのお母さん、私は嫌。お母さんの気持ちは分かるし、たった1人のお母さんだけど、今まで散々放ったらかしにしておいて今さら自分が死ぬ前に子供のためにってうざい。すごくうざい。

親に反発する私ってガキなんだろうな、と思いながら、けどどうしたらいいのか分からなくて。私もいつか、けど親が死ぬ前に麦子みたいに親のことあったかく考えられる時が来るのかな。

近くにいると、その分相手を傷つけることばかり言ってしまう。だから離れたい。後悔するから。

嫌だなぁ。


41
ほんわかした気持ちになった。
お母さん大切にしようと思った。
話はなんとも普遍的で、
映画的な魅力はあまりないが、
キャラクターがとても面白いので、
そこを楽しむ映画。

その中でも松田龍平のザコ見栄っ張り兄貴がとても好き。
強がって、自分が家族を支えてきたと豪語し、母親を嫌煙しているけど、
葬儀の時は影で泣いてる。
…なんて人間らしいんだ。

その他、田舎に帰ってからも、
禿げ散らかしてストーカーまがいをしながらも、実は一番芯の通ってる温水洋一や
優しく母性の塊で、BLに熱を燃やし、
だけど寂しさを抱える麻生祐未、
親に金をせびりながらも、全然バカな岡山天音、
その親で子供を小馬鹿にしながらも、
ついついお金を渡してしまうふせえりなど、
キャラクターがいちいち人間臭くて面白い。
みんなどこかこじらせてる。

一番冷静そうで、でも一番こじらせていたのは堀北真希というオチ。
この経験を通して、感情豊かに表現できる声優になってくれたらいいな。

このレビューはネタバレを含みます

誰しもが一度は感じたことがある、親の疎ましさ、その後の罪悪感。
でも親は寛大に赦してくれる。
それが親も子も長生きできたら人生の過程として、自然に訪れて過ぎていく。

でもそのチャンスは突然、消えてしまうかもしれない。
ふと現れて、すぐに死んでしまった麦子の母、さいこみたいに。

赦しを得たくても、その相手はいない、そんな現実がラストのシーンで溢れる。

堀北真希の一人二役も上手だな、と
麦子さんと…何?と思い観賞。
生き別れとなった母とのつかの間の再会、共同生活と死別を経験した麦子(堀北真希)が複雑な感情を抱きつつ母の地元へ納骨のために帰ると、今ではおじさんとなった若い頃の母のファンたちにやんややんやとかまわれて…というお話。
アニメキャラの声色で台詞を暗唱するモラトリアム堀北真希、ざこで強がりの松田龍平のダメ兄ぶり(パチンコが好きすぎてパチンコ台を買ったりする)など鑑賞中の顔は絶対に見られたくない、かわいいポイント満載の作品。
白眉は現代っ子でクールな麦子と地元のマドンナ時代の母の一人二役。同一人物の妙を活かした母娘それぞれの祭のカラオケシーンは森羅万象を悶えさせる。
鼻につく偽善は一切なく、地味ながらじわじわと末端から心を暖めてくれる足湯のような映画。

このレビューはネタバレを含みます

「親子」について描いたヒューマン・ドラマ。

主人公とそのお兄さんは、自分達を「捨てた」母親に対してよくない感情を持っているわけだけど…。

なんだかんだ言っても「この人達親子だな」と感じさせる場面があちこちに存在する。その仕掛けが本当に上手い。タイミングも内容も。

この作品が「伝えたいこと」は、台詞など直接形になって表れていない。だからこそより鮮明に伝わってくる。タイトルも「麦子さんと」。この「と」が重要。何故「麦子さん」ではいけないのか。「と」の後に省略されている言葉は何か?を考えながら観ていくと、この作品のメッセージが理解出来ると思う。

個人的には結構好き。堀北真希の「二役」にも注目。「似ているけどどこか違う」、結構難しい役を見事に演じ分けていると思う。
堀北真希のぎこちない演技が逆に、コミュニケーションがうまくない内気な女の子という感じがして良い。

ポスターはハートフル残念映画っぽいムードだけれど、とてつもなく良かった