1958年フランスはノルマンディー地方。女性の憧れの職業は秘書、秘書といえばタイプライター、タイプライター早打ち選手権の優勝者は宝塚スターのように女性の憧れの的。
ドジで間抜けで何の取り柄もない、田舎の雑貨屋の娘が、頑固おやじが仕入れたタイプライターで夜中コッソリと練習した成果を売込み、奥手の実業家に秘書として雇われるも、秘書としては無能であると見抜かれ解雇される
と思ったらそこから宗方コーチと岡ひろみがラケットをタイプライターに持ち替えたようなスポ根ドラマが始まるのであった…
「才能はひとつあれば充分だ」
田舎娘はスターになれるのか
コーチと選手の関係や如何に
おやじが仕入れたのはドイツ、トライアンフの小さめなモデル
それへのズームから洒落たアニメに続くオープニングは良い感じ。
タイプライターといえば日本でオリベッティーとブラザーが個人向けモデルを宣伝してたのは70年代かな
映画の最後に出てきたゴルフボール型はIBMの電動型に使われててその後デイジーホイール型へと進化してたけど、パソコンが普及してワープロと一緒な感じで短命に終わったなぁ
ブラザーヤングエリートでキーを2つ同時に押すとどうなるんだろうと実験してたというのは自分の遠い記憶
ヒロイン役のデボラフランソワさんは可愛くて綺麗でした