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野獣死すべしのskeimのレビュー・感想・評価

野獣死すべし(1980年製作の映画)
3.8
松田優作がこの役の為に10㎏減量し、奥歯を上下4本抜き、役の身長設定に合わせる為足を数センチ切り落とそうと本気で考えていたという逸話がある作品。
役になりきる為にそこまで本気になれる役者が今の時代にどれだけいるのだろうか。
役になりきる為にそこまで馬鹿になれる事が素晴らしい。
俳優として本当に素晴らしいと思う。
俳優が好きというだけで、映画というのはどれだけ意味がわからなくともわかろうとする気にさせてくれる物だと思う。

劇中ほぼ瞬きはせず、長回しのシーンではほぼ10分間瞬きをしない役の怪奇さを表現している。
劇中に出てくる会話が好きでバーに行くと必ずXYZを頼んでしまう。
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