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パペットマスターと悪魔のオモチャ工場のslowのレビュー・感想・評価

1.9
「新しい武器を作らないと!」
「…パパ、彼女を作ったら?」
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{あらすじ}
クリスマス用に配った人形が動き、
人々を虐殺する悪魔契約をした
女社長を止めるため、
動くホラー人形チームを作った
博士と娘が立ち向かう!

超"地味"版『スモールソルジャーズ』

これは完全にジャケット詐欺です。
意思をもったオモチャ同士が
ガチンコ対決する展開はほぼナシ!

味方勢のホラー人形チームは
デザインはカッコいい!
チャッキーの仲間にいそうなほど
人を殺しまくりそうな奴らなのに
開始早々,火に焼かれしまって、
終盤まで活躍しない残念ぶり…

敵の悪魔人形チームはいるのだが、
「主人の命令をきけないため、
地下のアジトに閉じ込められてる」って…
なんで面白くなりそうな要素を
封じようとするの…!?

悪魔人形チームの襲撃シーンや、
ホラー人形vs悪魔人形の戦いもオマケだし
低予算の中でもぶっちぎりの低予算のため,
テクテク歩きとポコポコ叩きの
地味アクションを見せられても…( ̄▽ ̄;)
反応に困るよ…

動きは可愛いかもだけど、
見た目は全く可愛いくないから、
誰得かも分からん…

ストーリーもワケわかめ!
血の儀式…動く人形…
悪魔契約…スパイ産業の思惑…
世界終末…話がかなり複雑!
それも上のくだりは済んだあとから
話は始まるので…
頭パニックなうえ、
進行具合はめっちゃ遅い…

美女警官は出るけど、
しゃくれ顔の横顔が残念さんだし…
主人公の博士は面白演技してるが、
言ってることはふつうのため、
悪役気取りの変人さんにしか過ぎず…
娘はキュートさんだけど
敵に捕まる要員となり、出番減るし…

ナゼに監督はポンコツにこだわろうとする!?
もしや,監督さんは真面目過ぎたために、
ポンコツを丁寧に描こうとして、
本物のポンコツとなってしまったのだろうか…?

けど、作風はポンコツのくせに
抱えてる問題は「世界終末」って
無駄にスケールでかいし…
何もかも不釣り合いすぎる…

フツーに人形が人を襲う系か、
vsモノを描けばよかったのに…

でも、眼球や顔が破裂するなど、
グロだけちゃんとプロの仕事してた…何で?

見せ場がグロだけの映画なんかいらん!
砂糖が入ってないヨーグルトと同じくッ!
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