再見、昔見た時よりインパクトは薄れるものの楽しめた。
天災、人災、パニックものとしてマストな要素どちらも抑え美味しいとこどりした上で、描かれる不条理と突発性、いつ自分にも同じようなことが起こるかも知れず、ヒーローなんていない、女子供関係なく等しく訪れる恐怖。
そのような今作に描かれている綺麗事排除の恐怖ことこそ、リアルな恐怖だ。
あえて映画的文脈を破綻させることで乱雑ながらも、描きたい本質は見えてくる。
それでもって、暗くしすぎずブラックコメディとしてライトに描く作風、イーライ・ロス関係で一番好き。