大阪ヨーロッパ映画祭にて鑑賞。
少年ヨヨは父親と二人暮らし。家にいない母親を恋しがり、ぶっきらぼうな父親とはどこかうまくいかない。そんなある日、巣から落ちたカラスの雛を拾ったヨヨは、ジャックと名付けて父親に内緒で飼い始める…というお話です。
子供と動物という設定に加えてストーリーもベタといえばベタ。しかしよく心に残る名作だと思います。ヨヨの感情表現が大げさすぎず淡々としていて、逆に複雑な状況に置かれたヨヨの感情の波が現実味を持ってグッと伝わります。そしてジャックとのやり取りが素直に可愛い！思わず会場からもクスクスと笑いが漏れていました。
映像もちょっとウェットな色遣いが綺麗で、劇中歌も◎です。実はこの曲たちがキーになっていたり…
子役が魅力的な作品が好きな方にはオススメ！
