いかにも典型的なアメリカのホラー映画という感じでした。良くも悪くも普通。ラストはちょっと予想外だったけど。
「ラ・ヨローナ」「ライト・オフ」「IT」などを思い出した。mamaの造形や行動が似てる。
あと監督は多分、「リング」とか好きそう。日本のオリジナルの方の。なんとなく似てる。
ホラーというより子を思う親の愛(とエゴ)と親を思う子の愛を描いたヒューマンドラマだったのかも。
幼い姉妹は2人とも上手で可愛かったなー。CG感の強いあの野性的な動きはご愛敬。
しかしいつもホラー観てて思うけど、なんで「夜中に」「一人で」何かが起きそうな怖い現場に行くの?そんな遅くまで何してたの?
このホラー映画の鉄則なんなんでしょうね。様式美かね。
あと、お化けは電気をチカチカできるのも鉄則。
主役のアナベルはどんどん保護者として成長していったのに対し、ルーカス叔父さんが存在感空気でちょっと可愛そう。でもやたら生命力は強い。この話、叔父さん必要だったか?
mamaの行動も色々謎があって面白い。
特に病院のルーカス叔父さんをビビらせに行った時。パソコンの画面にひたすら『mama mama...』と打ち込まれてたのがシュールだった。あの長い指でmとaを交互に打ちまくったのかな。