スゲー特殊メイクやらCGやらが発展してて、『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムが醜いって普通に言えるのに、リアルだと発言だけで不謹慎だ差別だのどーのこーの。
言われたくない人だったり言われて悲しくなる人には絶対言ってはいけないけど、あえて言うならこの映画の人たちは怖い・醜いが完璧に揃っててスゴいが詰まってた！
体がくっついてる女性やら、奇形児やら、芋虫男やら、小人やら。人と違うことを完全にブランディングしてることに単純に尊敬の念を感じた
私は日常の中で「めっちゃキモい！」を連発するけど、そこに含まれるニュアンスは良い悪いが両極端で、今回の「めっちゃキモい！」は良い方に振り切られてた！
土砂降りで馬車の下から泥だらけのフリークスが這い出て来るのは、心の底から恐怖を感じた！
しかも、それって異形に恐怖を感じるたんじゃなくて、暗闇に光る目の方。
目は健常者と変わらない部分なのに、あの人たちにしか出せない色が出てた
あの人たちは人と違うことを多分誇ってはいないと思う。
マイナスに振り切ってそこに価値を作った人の感情は自分には理解できない場所にあるのかもって思いました。
