MALPASO

ザ・レッド・チャペルのMALPASOのレビュー・感想・評価

ザ・レッド・チャペル(2009年製作の映画)
3.5
映画『ザ・レッド・チャペル』

ドキュメンタリー。
北朝鮮にオアシスの♪ワンダー・ウォール!

北朝鮮に潜入した元料理人が暴く武器売買の実態を描いた『ザ・モール』のマッズ・ブルッガー監督の2009年の作品。北朝鮮の実態を潜入撮影するために、文化交流という名目で、二人の朝鮮人コメディアンと乗り込む。
コメディアン、ジェイコブとサイモンは、デンマーク人の養子として育った朝鮮人。

オアシスの♪ワンダー・ウォールを歌いたいと言うが・・・。ジェイコブには障害があり、車椅子で移動。北では障害のある子供は殺されると言う噂がある。この事を引率の女性に質問すると言う・・・。コメディアンとしては面白くない2人。リハーサルで披露するネタに北は困り果てる。
3人は「プッシー・キャット」と北の女性に言わせたり、悪ノリもし始める。

監督もインタビューで語っていたが、一行の世話をする女性がジェイコブに対し、「息子のようだ」などと愛情を見せたりするが、本心が見えてこない。不気味といえば不気味だけど、結果この映画によって馬鹿にされたことを知った北朝鮮政府。監督はその後入国禁止となったが、この撮影に登場した人たちのその後も気になる。

途中、ジェイコブが嘘をつくのが嫌になり疑問を呈する、それに一瞬考えさせられる。人々は好きで従ってるわけじゃない。独裁はよくないよな。