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ザ・レッド・チャペルのkupaのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・レッド・チャペル(2009年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

韓国系デンマーク人のコメディアンを親善公演の名目で北朝鮮に連れていった一部始終を収めたドキュメンタリー。演目の内容に徹底介入してくる北朝鮮側と、面従腹背の一向との虚々実々の駆け引きが面白い。

「ザ・モール」のマッツ・ブリュガー監督作品。監督自身がプロデュースして、まだ金正日存命時代の北朝鮮ツアーを決行。

仲間のヤコブとシモンは脳性麻痺のため韓国からデンマークに養子に出された若者たち。2人が障害者だという点がとりわけ北朝鮮では異彩を放ちドラマを生む。

ガイド役兼監視役としてパクさんという中年女性が一行に常に付き添う。彼女は英語は堪能だがデンマーク後はできない。彼らは聞かれて困る話はデンマーク語で会話するのだが。本音丸出しで抜群に可笑しい。

この後パクさんが強制収容所送りになってないか心配。

マッツ監督は完全に割り切っているので心にもない北朝鮮に迎合した発言でも平気でするのだが、ナイーブなヤコブはどうしても北の思想を飲み込めず反発を見せ始める。

そんな2人の亀裂により公演にも暗雲が立ち込めるが果たして。。。