めかぽしや

親密さのめかぽしやのレビュー・感想・評価

親密さ(2012年製作の映画)
4.0
長編255分を締めくくるあのラストシーンが何とも素晴らしい事!!!

そもそもは俳優や役者を目指す専門学校の修了作品の企画から始まった作品のようです。

コンビで脚本、演出を手掛けプライベートでも恋人同士のレイコとリョウヘイ。
前半は2人が尊敬し合いながらも反発し、メンバーと共に稽古を進めていくシーン。
後半は舞台劇『親密さ』が丸々上演されます。

本作は長回しが多い映画ですが、演劇は究極の長回しですね。
ただ、演劇を映画で観ると視線がカメラマン視線になるのが残念。
舞台は端から端まで見渡せるから汲み取れるストーリーもあるのです。

さておき、ラストシーンも素晴らしかったのですが
レイコとリョウヘイお互いの意見がぶつかり
まだ暗い冬の朝、東京の大型河川の橋をひたすら歩いて行くシーンがあります。
お互いの気持ちを感情的にならずでもずしずしと伝えていきます。
地平線の先に現れる朝日。
このシーンも大好きです。

舞台劇も
あぁ、レイコらしい作品だなぁ。。
と前半2時間をみて感じました。

全体的に淡々としていて
長回しでたまに意識が朦朧としましたが、フォロアー様が絶賛しているのに納得。

濱口竜介作品は初めてでしたが今週末から公開の『ハッピーアワー』もとても楽しみです。
こちらも317分と大作です。

長編だと燃えるタイプです。