なつ

親密さのなつのレビュー・感想・評価

親密さ(2012年製作の映画)
4.5
演劇の上演からなる後半と、その過程を描いた前半の2部構成による255分。
濱口監督は、本作でまだ3本目だけど、これが一番心にしみ、忘れがたいラストシーンも相まって、大好きだ!
なんなん、あのラストシーンの美しさ、あの電車シーンは生涯忘れないかも。
各々に生まれてきた役割や意義があって、要らん人なんか居ないからと、なんかそんな風に言われてる気がした。

『“言葉”は想像力を運ぶ電車』
いやはや、濱口監督が言葉そのものですよ。(ちょい訳わからんけど)
そして、なんと言っても、夜明けシーン。
私の座右の銘でもある、『明日は明日の陽が照る』と言う言葉を思い出した。
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