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親密さのkoheiのレビュー・感想・評価

親密さ(2012年製作の映画)
4.2
3時間越えの映画を見たとき(本作は4時間15分)、「長い!」か「もっと見たい!」のどちらかの感想しか生まれない自分の浅はかさがつらい…。本作は、なげぇ。

画面の奥の方から車両をまたいで人物が人物に近づいたり、電車に降りたり乗ったり、電車が並行したり別の方向へ進んだり。『ハッピーアワー』とか『永遠に君を愛す』でも見たけど(『寝ても覚めても』ではそれが車に置き換わる)濱口監督の電車の使い方はすんごいおもしろい。


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2022.2.12再見@下北沢K2 スコア修正☆2.6→4.2
エピローグよすぎるな…。2度目なのに前半ぜんぜん覚えてなくて、今見るとすごく濱口監督が演出方法を明かしてる映画で面白かった。まだまだ咀嚼しきれない部分が多い映画だけど、またいつか見てみたい。コミュニケーションがうまくない人たちの物語っていいよな。でも言葉の力を信じてる。
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