親密さの作品情報・感想・評価

親密さ2012年製作の映画)

上映日:2013年05月25日

製作国:

上映時間:255分

あらすじ

「親密さ」に投稿された感想・評価

ガツンと殴られた。

ずっと誰かが喋ってる。
それは必ずしも明瞭じゃない。

それでも時間と共に変わってゆく登場人物たちから目を離すことができなくなる。

無関係に見える会話や行動が誰かに影響を与えたり、物語には重要じゃないように見えた人が輝いたり…見ている自分もぬるりと取り込まれてしまう。
中庭

中庭の感想・評価

3.9
言語化されない、非常に微弱な装いをした感情エネルギーの行先をとらえるために、最も純粋な方法として選ばれたのがこの形式なのか。
前半と後半の結節点に当たる長回し、見ていて大いに取り乱す。
ス

スの感想・評価

-
short version。いやもうめちゃくちゃ面白いんだけど着地がツイ廃の誕生譚なの、笑うしかない。いろいろ悩んだ末にTwitterに辿り着いたんだな。
nada

nadaの感想・評価

4.7
ショートバージョン(演劇パート)を観た。人への/人との距離感を理解し、演出し、撮っている。あまりにも素晴らしい。
21/09/18 神戸映画資料館にて
(short version)
特集上映『濱口竜介 物語る人びとの記録』「東北記録映画三部作」と併映
ショ-トverは舞台だけの構成でした。
「言葉には限界がある」って良平の台詞が1番響きました..

18/10/06 出町座にて
前,後半のラスト..全くと言って 違うかたちの親密さを 観る為に映画館へ。また、なんかで上映される時は観に行くやろな。。

13/07/13 立誠シネマにて
255分 全然長く感じなかった。出演者さん誰一人知らんけど、逆にその方がリアルな演技を観れてるような気がする。凄い入り込めた。もう一度観たい。
最大の問題は、戦争やら暴力やら、展開される数々のモチーフが映画として有機的あるいは重層的に繋がっていかないことかな(『ハッピーアワー』や『ドライブ・マイ・カー』になると、このへんは乗り越えられてる)。エンディング見れただけでも気分としては5.0点あげたいところだけど、なかなかそうもいかない
Noob

Noobの感想・評価

3.7
途中の長回しとラストシーンクソ鳥肌立った。
演劇をフルでそのままやっちゃうっていうチャレンジ精神は本当にすごいと思ったけど、
断片的に同じことをやってるドライブマイカーやハッピーアワーと比べるとあまりうまくいってるとは思えなかった。
目を瞑ったほうが楽しめる映画。台詞ではなく説明。たまに詩。動く画はかえって邪魔に感じる。映画である必要はない。舞台でなら楽しめそ。舞台は視点転換無しで生で見るに限るということを再確認。まあそもそも劇中公開されることが前提なのでそれをあれこれ評価するのも監督にとっては酷なものだ。これがハッピーアワーに繋がってることを考えれば大いに満足できる。橋で延々と歩きながらぎこちないアフレコを被せてくるところは流石に席を立ちたくなったが。。
槙

槙の感想・評価

5.0
いろんな感覚が内臓にダイレクトにくる。
オープニング。ホームに滑り込み、乗客を吐き出す電車。階段を駆けあがり、発車間際に電車に乗り込む若い男女。女は息を弾ませながら、おそらくは恋人であろう相手を笑顔で見上げた。その美しい笑顔に、ぎゅっと心を持ってかれた。まさしく、その笑顔は「親密さ」にあふれていたから。
この映画は、最初から最後まで「親密さ」の在りようを丁寧に追いかけ、映し出す。恋人同士の、兄弟の、仲間同士の、さまざま関係のその時々に満ち引きする「親密さ」。
車窓に流れる空、徐々に開けていく夜、競うように並走しながらやがて分かれていく電車……。どれもが「親密さ」の表現を深める手立てになっていて、ただただ深く感動してしまった。
そして驚くのは、半分ドキュメンタリー的であることもあってか、後半の舞台の上演では、役者たちが本当に成長していてキラキラ輝いていたこと。自分が役者を演じ、その演じる役者がまた劇中劇で別の役を演じる。その入れ子状態から偶然に、または必然的に発出されるなにかが、私たち観る者を魅了するのだ。4時間超の時間をかけて、同時進行的にその現場に巻き込まれてしまった。
この体験はなんとも言葉にし難く、忘れがたい。
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