ばしゃ馬さんとビッグマウスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 5ページ目

ばしゃ馬さんとビッグマウス2013年製作の映画)

上映日:2013年11月02日

製作国:

上映時間:119分

3.4

「ばしゃ馬さんとビッグマウス」に投稿された感想・評価

脚本家が「脚本を書く人の話」を描くというのは、昔ならタブーみたいなものだったのだろう。万人には受けないが、一部の人間にはグサリとくる内容。

脚本の文字を、ただパソコンの画面や紙面に並んだ文字として写すのではなく、フィルム感を出しているのが良い。

あえてなのか、会話のテンポにややクセがあり、麻生久美子以外の殆どの役の台詞が能動的ではなく、台詞を言わされているような不自然さがあるように感じたことが気になった。
麻生久美子の与えられた役に馴染む自然さは、脚本上の三点リーダや句読点も自分なりにちゃんと消化して間を演じているからなんだろうなあ。

絶妙に中途半端なタイミングでショットが切り替わる編集は吉田監督の作家色か。
「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだー!」
「夢を諦めるのってこんなに難しいの?」
夢は追い続けるほど深く心に絡まって、逃げ出すことすら苦しくなる。

「夢は心の病だべ…。
治療法はたったの二つ。
叶えるか 敗れるか。」
by「デッドオアアニメーション」
せ

せの感想・評価

3.4
最初はタイトルからして笑える映画かな〜?と思って観ましたが実際は現実味あるお話でした。
何かを諦めるときってそれ相当の勇気が必要ですよね。
いつかは、いつなのか、不安の中でもがく姿が観ていて辛かったり笑えたりしました。
大きな目標が出来たときや、何かを諦めようか迷ったときはまた観ようと思いました。
nongtang

nongtangの感想・評価

3.4
夢を見ることと現実を生きることの狭間に身を置く年増の女のばしゃ馬さん、肥大化した自尊心を脱ぎ捨てて等身大に落ち着いてゆくビックマウス。大人になった今、夢についてもう一度問題提起をされたような心持ちになって少し痛かった。描かれる恋模様も柔らかくて暖かくて切なくて素敵だった。




※以下、ジャニオタ的レビュー
ヤスがどこまでもヤス。完全にヤス。商店街をオネエみたいな奇声を発しながら爆走するところまで完っっっ全にヤス。中盤まではクソウザいけど脚本書き始めた頃からヤスがどんどん可愛くなっていく。電話のシーンでヤスが言う「酔ってるん?」が最高。ウザいだけのヤスが徐々に可愛くなっていくので嬉しかった。喫煙シーンが多いのもオタク心をくすぐる。ヤスくんとのデート気分を味わえる映画。とっても素敵なヤスくんの告白シーンをありがとう。安田章大の大供給をありがとう。(私は安田担ではない)
仁

仁の感想・評価

3.0
終盤までジャニーズにイライラしつつ、麻生久美子って別に美人でもなんでもないよなぁとか思いつつ、それでも最後まで見ると少しイイお話し。
みっこ

みっこの感想・評価

3.5
夢を諦めるタイミングって難しい。

安田の個性がそのままいかされててビッグマウスなのに憎めない可愛さ。
nagisa

nagisaの感想・評価

3.8
sc-1 「さんかく」と併映
麻生久美子は何をやっても美しい。
kyoko

kyokoの感想・評価

3.4
久々の二本立て@大森キネカ。

何がなんでもこうなりたい!と思ったことがないきわめて残念な私だが、麻生久美子演じるみち代に対しては、夢があって羨ましいと思うよりも「こういう生き方はしんどいなあ」と思ってしまった。
本棚にびっしり並べられた「月刊シナリオ」は、始まってすぐに「才能ないんだな」と分からせる演出。せめてもう少し若い設定であれば……34歳はリアルに痛い。

一度頭に描いてしまった夢を諦めるのは難しい。でも潔く諦めるのも大事なこと、という一見応援物語かと思わせて、実はコメディで包んだ残酷物語ではないかという気がした。どうしても諦めきれない夢を持つ人や、泣く泣く諦めた人が観たらかなりしんどいんではないだろうか。

私にはあまり響かない作品ではあったけど、役者陣はみなはまり役だったと思う。特に安田章大と山田真歩。麻生久美子はいくらすっぴん眼鏡にしてもキレイさはぜんぜん隠しきれていなかったわ。
吉田恵輔監督特集
@キネカ大森

酔った演技をする麻生久美子は世界で一番可愛いんじゃないか
吉田恵輔監督の自分が不遇でどうしようもなかった頃に観たかった映画を作りたかったっていう言葉とずっとピラミッドの底辺にいるまま散って行く人達に花束をたむけたかったって言葉にグッと来た。

あと劇中、安田章大、麻生久美子、岡田義徳演じる3人それぞれの登場人物が夢追い人の過程を描いてるっていう話もなるほどと思った