さいごん

ばしゃ馬さんとビッグマウスのさいごんのレビュー・感想・評価

3.8
「何者」のレビューで「この映画の意味が分からなかったと言ってる人は皮肉抜きで幸せな人生を過ごしているんだろう」ということを書いた。
でもこの映画では僕はそちら側になってしまった。

この映画を見ると自分は残念ながら本気で夢に向かって頑張ったことがないことに気付いてしまう。
それはそれでダメージをくらうのだが、夢を追いかけた経験がある人のダメージはその比ではないのだろうなとも思った。

この映画の主軸にあるのは繊細な心の機微だから評価の良し悪しを分けるのは物語に共感するかどうかが大きいと思う。

だから僕にとっては大切な作品にはならなかったけれど同時にそれが凄く凄く残念に思う。