小学生のときドハマリしていて、3は当時映画館で観に行ったが、2だけはなぜかちゃんと観たことがなかった。
ストーリーは王道展開で、やはりこれといった予想外のことは起こらないので気持ちを楽にしたまま観ていられる。
歌はどれもノリが良くて耳につくようなものばかりで、オープニングのwhat time is it?からもう楽しい。
ノリノリでアクロバティックなパフォーマンスから、高校生らしい若さとフレッシュさを感じる。
トロイの葛藤や成長を中心にストーリーが進むが、それぞれのキャラクターの個性はもちろんちゃんと発揮されている。
改めて鑑賞すると、ガブリエラは性格や話し方、歌い方までディズニープリンセスみたいである。
やはり彼女はヒロインにぴったりな素質をそなえていることがよくわかる。
一方シャーペイは、自分の両親を巻き込んでトロイを断りきれない状況へと追い込んだりするが、ド派手なファッションとパフォーマンスで観ていて楽しい。
他にもよく見ると、ひとりひとりの子たちがさまざまな雰囲気を纏っているようである。
現代ほど多様性は強調されていないものの、この作品においてもある程度示されていたのだとしみじみ思った。
青春時代らしい仲間との思い出の過程を主題としており、個人的には羨ましいようなキラキラした思い出や仲間との結束を深めていく様子はもはや微笑ましく見える。
ディズニーチャンネルの作品なのでどうしても子供向けではあるが、そのおかげもあって安心して観られる映画であることも間違いない。
