PANDADA

ゼロ・グラビティのPANDADAのレビュー・感想・評価

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)
4.0
スペースシャトル「エクスプローラー」は宇宙空間でのミッション遂行中であった。同時刻、ロシアが自国の衛星をロケットで爆破。本来なら破片はエクスプローラーとは別な軌道を取るはずだったが、近くの別の衛星に衝突し、連鎖的に多くの衛星を爆発させてしまう。襲いくる大量のスペースデブリにより、エクスプローラーは壊滅、マットとライアン以外の乗組員は全員即死となりマットとライアンも宇宙に投げ出された状態となる。2人は国際宇宙ステーションを目指し、そこにあるソユーズを使っての地球帰還を目指すが、、、というお話。

無重力の宇宙空間を舞台にしてのお話なので、その映像美が非常に素晴らしい。
また、その美しさが真空の恐怖をさらに盛り上げます。

キャストはサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーの2人だけですが、練りに練られたキャストだと思います。
2人ともぴったりだし、2人にしか演じられない役ですね。

真空やデブリの恐怖を上手に表現しているのもグッド。

テンポの良い過不足のない優れた脚本も良し。

本作や「オデッセイ」や「エウロパ」など、最近はこの手の宇宙の怖さを伝えるSF秀作が多いですよね。
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