【Beyoncéの『Black Is King』(2020)を"誰もが"乗り越えるための予習③】ーーー
その作家の表現をいくつか「経験」した後で、再度以前の作品に触れると、かつて観たものと違った景色を魅せることがあることは、誰もが同意するだろうと思う。Beyoncéが、Alfonso Cuarón監督の『Roma』(2018)(Netflix)から多大なる影響を受けたことは想像に難くない。
Alfonso Cuarón監督『Gravity』(2013)とはー
挫けそうな女性が立ち上がる、という映画の主題に、映画公開当時の自分は全く気付けず、今はそこに猛烈にやられている。なんて考えても、男性である自分の勝手な勘違いなのでは? と実に悩ましい。それも『Roma』を観たら吹き飛んだよね。
女性についての映画だったのだ。
あと「Space"お産"映画」なのかなと思った。