ゼロ・グラビティの作品情報・感想・評価

ゼロ・グラビティ2013年製作の映画)

Gravity

上映日:2013年12月13日

製作国:

上映時間:91分

3.6

「ゼロ・グラビティ」に投稿された感想・評価

映画館で見たかった、、、、
Dodoriasan

Dodoriasanの感想・評価

4.0
宇宙ってほんとすごいところだよなあ。一回は行ってみたいなあ。
tomo

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4.0
きっと想像より見入ってしまう映画。
のこ

のこの感想・評価

3.7
映画館で観た記憶。
映画を観た後に短編のアフニンガ?も合わせて鑑賞。こういうの好き笑
cat

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3.6
映像がすごい
RAS

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-
2019.1.21
Toa

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3.6
記録。
QTaka

QTakaの感想・評価

3.6
〝GRAVITY〟なのか?
「ゼロ・グラビティ」なのか?
そこをはっきり見極めよう。
私は、やはり、〝GRAVITY〟だと思う。
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公開時に3Dで見たのを憶えている。
当時、3D映画はまだ珍しかったので、もちろん映画館での3D映像は初体験だった。
その時の感想としては、あまり良いものでは無かったように記憶している。
この年のアカデミー賞を受賞するのだが、なんともハリウッドらしい商業主義だなと思った。
映画としての面白みはほとんど感じていなかったからだ。
今回、再見して見て少し印象が変わった。
今回は、もちろん2D版で普通に映画として見たのだが、意外と話になっていることに気付いた。
そして、何といっても地球が奇麗だ。
スペースシャトルでの船外活動から始まるのだが、いきなり眼下に青い地球を臨む映像が凄い。
映画を通じて、この地球の映像が、様々に表情を変えて映し出されて行く。
宇宙空間に放り出されて漂いながら見る地球は、ものすごく大きい。
この圧倒的な大きさが、人間の小ささを強調することになっている。
「ちっぽけな人間」という表現がぴったりくる。
クライムサスペンス的な展開も有りながら、こうして映像美、映像表現の妙を追求したこの映画は、やはり必見の一本なのかもしれないと思った。
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邦題が『ゼロ・グラビティ』となっている。
原題は、〝GRAVITY〟。
これでは、全く逆の意味ではないか。
一方は「無重力」と言い、他方は「重力」と言っている。
一体どっちなんだ!
この映画の題名は、〝GRAVITY〟(「重力」)だと思う。
確かに、映画冒頭の船外活動シーンで、「無重力での活動に慣れていない」というセリフで、〝Zero gravity〟という単語が出てくる。
でも、この映画の舞台は、無重力空間ではない。
宇宙空間ではあっても、地球の重力の影響を受けており、実際には自由落下状態である。厳密に言うと、無重量状態と言うことになる。
そのことは、映画の中に見て取れる部分が有る。
無重量状態は、状態としては無重力と同じであるから、たとえばISSの中の物質の動きは、無重力状態と同じだ。
だから、色々なものがぷかぷか浮いているし、水も水玉になって浮いている。
さらに、火災の描写で、炎がまあるく浮かんで燃えていた。
こういった描写は見ていて面白い。
中国の人工衛星『天宮』が軌道を外れて落下し始めていた。
このような人工衛星も自由落下状態であるから、徐々にその軌道が下がって行く、さらに下がりすぎると、大気の上層に触れることになり、摩擦によりブレーキがかかってしまうとさらに速度が落ちて、遠心力を失い、地球への落下速度が増して行く。
実際、この映画では、『天宮』は地球大気に突入して燃えてしまう。
このように、宇宙空間のシーンがほとんどなのだが、そのいずれの状況においても、重力がかかっていると言うことになる。
そして、もっとも印象的なシーンがラストに有る。
海上に落下し海中に沈む再突入カプセルからの脱出シーンだ。
海中に沈むカプセルから脱出して、水中を泳ぐのだが、この時点で活動にあまり支障はない。
浅瀬に泳ぎ着き、はうように岸に上がって行くのだが、砂浜にはいつくばって起き上がれない。
そこで、思わず微笑む。
この微笑みを、地球へ降りてこられたことへの安堵の笑みと採るか、あるいはその身に感じた重力に対して、今し方までの宇宙空間と違う何か(重力)に対しての確認のような笑みなのか。
そう、ここで重力の強さを実感するのだろう。
はるか上空数百キロメートルから落下してきた間、ずっとこの重力に支配されてきていたのに、そのことに今、地上で初めて気付くということか。
ようやく、その重力を受け止め立ち上がる。
それがこの映画のラストシーン。
つまり、この映画の主題は〝GRAVITY〟「重力」ということになる。
宇宙空間に取り残され、パニックパニック。
聞こえてくるのは荒い自分の息づかいのみ。
見えるのは地球、太陽、そして闇。
死を確信し走馬灯に捕らわれ、思考は内に向く。
そんな映画だろうと思って敬遠していたのだが、想像違い。
ハラハラアクションと呼んでいいものだった。

本作を観て思うことは、「映像技術ってすごく進歩してるなぁ」というところに尽きる。
自分で見たことも感じたこともない宇宙が、これほどにリアルに感じるとはすごい世の中になったなぁと他人事に感心していた。

中身はと言うと、それは目を背ける方がよいのだろう。
その見た目の美しさとは裏腹に、何とも救えない終わりであった。
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