RINA

トランセンデンスのRINAのレビュー・感想・評価

トランセンデンス(2014年製作の映画)
3.6
トランセンデンス=“超越”

AIが自我を持ったとき、世界はどうなるのか?
ありふれたSFの設定ではあるけれど、SFというより二人の科学者のラブストーリーだった。

発達しすぎた現代のテクノロジーに幕を下ろそうとするテロリストによって命を落とすウィル(ジョニー・デップ)。
彼の研究パートナーであり妻のエヴリン(レベッカ・ホール)。

ウィルの死後、エヴリンは彼の脳をアップロードしネットにつなげる。
自分でさらにプログラミングし、ネットワークへ自由にアクセスできるAIとなったウィル。
果たしてそこに彼の自我があるのか、人類が恐れる別物になってしまったのか、彼は自分自身を神にしてしまったのか?
ウィルを疑い始めるも愛するエヴリン。

せつない…。

現実世界でAIが何か問題を起こすのも時間の問題かも…。
なんて考えるのは楽しいけど、きっと近い(遠い?)将来そういうことが起きるんだろうなあ。


余談ですが、MCUでもとはトニー・スタークのAI(ジャービス)、その後ヴィジョンになったポール・ベタニーが出てるのも気になりポイントでしたね〜。
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