光一

トランセンデンスの光一のレビュー・感想・評価

トランセンデンス(2014年製作の映画)
3.4
変化を受容する人、変化を拒む人、その間で揺れ動く人。歴史の分岐点にはいつだってその三極が見え隠れするけど、この映画は「“誰が正しいのか”が分からなくなる描き方」が上手だったなと思いました。

だからこそ、最後の葛藤をもっともっと丁寧に言語化してほしかった。AIゆえ感情を剥き出したら不自然だし難しいところではあるけども。

「最強知能を持った人間(ジョニーデップ)が人工知能(AI)となった結果、世界がとんでもない方向に進んでいく」というSFヒューマン映画です!!

ストーリー点4
監督点3
役者点4
映像音楽点4
印象点3
エモーショナル点2
追加点0.1
総合点3.4

ストーリー点…シナリオや舞台設定など。物語に魅力を感じたか

監督点…構成や演出などのセンス。不自然さを潰してリアリティを作れているか

役者点…俳優や女優の凄み、エキストラの質。キャスティングは適役だったか

映像音楽点…撮影や編集のクオリティー。グラフィックデザインや音楽は作品の世界観に寄り添えているか

印象点…作品として記憶に残るインパクトはあったか。個人的な好みはここに

エモーショナル点…笑えたかor泣けたか。感情の振り子を揺さぶられたか

追加点…同じ点数で並んだ他作品群よりも抜きん出ていると思えた場合は0.1〜0.2点加算
光一

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